医療クラークの独学取得にはコツがある

医療クラークの資格を独学で取るコツ、教えます

まず、ごりっぱなタイトルを書いておきながら申し訳ないのですが、やはり独学はお勧めできません。時間とお金が許すなら、専門学校や短大に通ってください。ハローワークの公共職業訓練を利用するのもよいでしょう。

比較的合格率が高いと言われている試験ですが、なぜ独学が無理なのでしょうか。いくら「簡単よ」といわれても試験範囲は膨大なものとなります。一人で端から端まで勉強していては、時間がいくらあっても足りません。また勉強中に解らない箇所が出てきても、自分で解決するしかありません。そして、大手の専門学校では、就職先の斡旋まで行っており、求人情報も優先的に回されるため、やはり単独で求人を探すのも不利になるでしょう。

それでも、近くに専門学校がないなど、どうしても通学が無理な場合は、通信教育を利用してください。通学に比べてかなりモチベーションが高くなければ、難しいと言われています。また心がヘタってしまったときも、自力で乗り越えるしかありません。また、いくら講師に質問ができる制度があっても、通学と違い、回答をもらえるまでに時間がかかってしまいます。しかし、試験の出題に合わせ勉強範囲を絞れるため、合理的に勉強を進めていくことができます。添削などで、勉強の進捗状況がチェックできるのも、励みになります。

それでも独学で勉強せざるを得ない場合は、まず身近に医療事務に関して詳しい人を探して、折に触れ相談にのってもらいましょう。そのような知人が身近にいない場合は、いよいよ単独で頑張るしかありません。まずモチベーションを高く持ち続けるための、工夫が必要です。常に「合格したら〜しよう」などと思い浮かべるのもよいと思います。ベタですが、目標を紙に書いて机の前に貼っておくもの、実は効果があります。

さて実際の勉強法ですが、受験する科目によって細かい箇所は違ってくるので、ここではごく一般的なもののみに留めておきます。まず、効果的に勉強をするための“学習範囲の特定”をしなければなりません。過去の試験の問題集を手に入れ、どこを勉強したら良いかをチェックしてください。

また以下の参考書も必要になってきます。
・医療事務入門のような、仕事内容や試験について、初心者向けに解説してある本:まずはざっと一読し、本当に医療事務の仕事が自分に向いているかを判断してください。また試験についてのおおよその知識を頭に入れておきましょう。

・診療報酬の点数早見表:レセプト作成時に必要な、診察内容の点数表です。実務ではコンピューターにデータを入力するだけですが、試験ではレセプトを手計算で算出します。

・レセプト作成の参考書、医療保険制度・医療法規の参考書:解りやすい、自分にあったものを選びましょう。

・過去の試験の問題集:入試だけでなくどんな試験でも、過去の問題を解くと、合理的に勉強できます。

・電卓:ボタンが大きく、押しやすいもの。試験に向けて使い慣れておきましょう。ちなみに、利き手と逆の手で扱えるようにすると、筆記具を持ち代える手間が省け、時間の短縮になります。また試験会場には同じものを2台用意しましょう。もし途中で壊れても(滅多にないことですが)、もう一台あれば安心です。

独学は難しいと言っても、決して不可能ではありません。意思を強く持って、トライしてください。