リハビリ科の医療事務に本当に必要なこと

リハビリの計算は複雑?リハビリ科の医療事務はどんな知識が必要か

リハビリの場合、入院や在宅、また担当している技術者の人数、施術の時間と点数の関係など、ややこしい計算が多く出てきそうですね。しかしこれらのことは、全て教科書や参考書に載っています。もし解らなければ、先輩に尋ねたり、インターネットで質問してみれば解決するでしょう。

本当に難しいのは、窓口対応ではないでしょうか。リハビリ科に来院する患者の多くは、体が不自由なケースがほとんどです。診察券やお金をお財布から取り出す動作一つとっても、我々の想像以上に労力を使わなければならず、時間も倍近くかかってしまうでしょう。また老人がほとんどですから、体が不自由なだけでなく、目も老眼で見えづらくなっているかもしれません。たとえば診察券を受け取るとき、どんなに混雑していても、笑顔でじっと診察券が渡されるのを待っていられますか。

もし会計のとき、手が不自由な患者が一生懸命に小銭を取り出そうとしている後ろに、いかにも時間がなく急いでいるような若いサラリーマンが、イライラと順番を待っていたら、臨機応変に、同時に二人の会計を処理することができますか。

以前、近所の整形外科に通ったことがありましたが、そこの窓口の女性の口調がとてもきつくて、毎日受付でバトルが起こっていました。たとえば、リハビリの受付時間が過ぎてからの来院者に、翌日出直して欲しいと告げるときや、本来なら診察が必要なのにリハビリのみで済まそうとする患者を説得するときなど、明らかに患者側のわがままなのですが、その女性は患者を説得するどころかケンカを売っていました。このような光景がほぼ毎日続いたため、待合室でそのようなやりとりを聞くの不愉快になり、病院を代えたことがあります。

これから高齢化が進むと、リハビリの需要も多くなってくるでしょう。それに伴い、事務処理も量が増え、忙しくなるでしょう。それに加え、患者のわがままやクレームに対処しなければなりません。特に年寄りの相手をするには、忍耐が必要です。考えただけでも、とても大変な仕事ですね。

もちろん資格を取るために学んだ知識が重要なことは、言うまでもありません。しかしリハビリが必要になった患者は、皆、辛い気持ちを抱えています。そんな患者さんの身になって行動することも重要なことではないでしょうか。